Power Macintosh 6100/66を6100/80に…

私は今まで本体の改造はなるべく避けて増設による強化を主にやってきましたけれど、基本はとりあえずおさえておこうということで今回クロックアップにチャレンジしてみました。
6100のクロックアップと言えば… バスのクロックを40MHz程度にしてしまうのが一般的ですのでそれにならうことにします。
実は今回、目論見があって。。。 バスを40Hzにすると9倍動作のG4カードがMAXの360MHzで動くでしょうから、この領域も一度体験してみようと思って(^-^
もちろんG4カード抜きにしても6100/80はそれなりに※1速くなる筈ですので期待があります。
6100/66ロジック

6100のロジックボード(LB)です。
マザーボード(MB)と呼ぶ場合もあります。どちらでもいいのかな?それはともかくとして、黄色い○の部分にある部品(発振器)を交換するだけのお手軽作業でクロックアップは完了です(^-^
工具とか

作業前にLBの電池を抜いて、2〜3分経ってから下にアルミホイル等を敷いて最低限の静電気対策を行ないます。静電気対策は他にも人体とこのアルミホイルを繋ぐ専用の線(写真右上)がありますが詳しくは割愛します。工具はハンダゴテ、吸い取り線、バキューム、ニッパ、エアダストなど…
交換する部品

上の写真(LB)の黄色○の個所を拡大した様子です。6100/60の場合は30MHz、6100/66の場合は左写真のように33MHzの部品を取り去ります。
取り去る… 実はこれが難しいんです(^^; 強引にひっぱるとLBの表面を走っているラインごと剥がれてしまうので要注意!。事前に部品の四本の線をニッパでパチパチ切って、部品を外してLB上に残った線を吸い取り線等を駆使しながら除去するのが一番いいかも
除去後

…というわけで、33MHzの発振器をうまく剥がすことができました(^^)/
私もここまでキレイに作業できるまでジャンクのLBで何回も練習〜(笑)
次にこの場所に ※240MHzの発振器を付けるわけですけれど、LB上のこの剥がした跡は薄くハンダメッキしておくのが成功させるコツです。
40MHzの発振器をつけます

はい!つけました。
とてもキレイにつけられました(>_<)/
ここでのコツは… 部品の四本の線のLBに密着する部分にもハンダを薄く持っておくことです。但し薄くしようとコテをじっとあててるとハンダが酸化してあとでうまくハンダが付かなくて困ります。熱で壊しちゃう場合もあります(^^;
ジャンクなLB(表面実装など)でしつこいくらいに練習しておくといいですよー
動作チェック

電源、モニター、キーボード、マウス… それに事前に6100用システムをインストールしておいたハードディスクを繋げて動作チェックです。写真手前はファンです。ヒートシンクがかなり熱くなる(…と思う)のでこれで冷やしました。この状態で半日動かしっぱなし。フリーズしないかどうかの実験です。
ファンが強かったのかどうかわかりませんが、ヒートシンクは冷たいままでした(笑)

このLBは、予備で買い揃えておいた6100/66LBです。いきなり実稼働中の6100の中身を改造してしまうのはこわかったので、ほんの実験のつもりでやってみました(^^
80MHzにクロックアップした6100は機種IDが100から101に変更されます。また、機種名がちゃんとPower Macintosh 6100/80になりますね(^^)/
もしかしてユーザーによるクロックアップが予想されていたから??

体感速度ですが、素の6100/66よりももちろんキビキビと動くようになります。MacOS8.1くらいで使う分にはG3カードがなくてもファインダーまわりで不便さを感じません。
なかなかいー感じでした(^-^

※1もしもG3カードを取り付けた際の速度を優先するのでしたら注意が必要です。例のひとつとして以前私が使っていたニュワーの240/1Mで説明しますが、これは8倍を上限に0.5単位で倍率が決定されます。このとき製品名にもある スピードを示す240を大きく越えないことが前提で倍率が自動設定されるので6100/66ならば33×7.5=247.5MHz 6100/60ならば30×8=240MHz。。このページにあるような6100/80をつくってしまうと、40×6=240MHzとなり6100/66よりも遅い結果になってしまいます。

※2このDIPタイプのクリスタルはあまり一般的なものではないようで、お店でも見かけません。私は同じNuBUS PowerMacである8100/80のジャンクLBから外して使いました。7100/80などのLBも使えると思います。通常手に入るものは金属製の部品でピンの幅も広くなっていて取り付けに苦労します(^^; LB上のパターンは大変はがれやすいので熱を加えながら四苦八苦していると簡単に剥離…(><

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2000.1.17 (2000.5.10追記) 最強の6100を創る会 #577ぴろりん